Oさん(女性)

『こころ講座』を受けるまでは、全く”針”の存在さえ、気づかなかった。

マリア先生が考えられたワークを通して、平日組の方々と一緒に学ぶ事ができ、共感したり、感想を述べあったりするうちに、たくさんの気づきが生まれてきました。

マリア先生が考えられたワークを通して、平日組の方々と一緒に学ぶ事ができ、共感したり、感想を述べあったりするうちに、たくさんの気づきが生まれてきました。

【こころの講座】
こころ講座の感想

第1回目の講座では、自分の人生グラフを書いて、これまで人生をふり返った。
波乱万丈な人生ではあるが、どれも、運命的な事が多く、『日にち薬』で、少しずつ受け入れ、前に進む事ができたと感じた。

しかし、なぜか幼少期の母とのやり取りが急に思いだされた。
「のろのろせんで、ちゃっちゃとしなさい」
「もっと早く、本当、不器用やね」
早くしようとすらばする程、手が上手く動かず失敗する。
また、怒られるのではないかという不安、焦りと悲しみが甦ってきた。

晩年も、よく一緒に旅行に出掛けたり、良好な関係が保たれていたと思っていた母との関係。
この時、少しずつ、”心の蓋”が開き始めたのだと思う。

第2回目の講座では、好きな絵本を読む事になっていた。
自宅にあったはずの絵本が見つからず、他の本を用意したにもかかわらず、どうしても『ラブ・ユー・フォーエバー』が読みたくなった。自分でも不思議だった。

マリア先生が、ネットから見つけて下さり、読んだ。
読みながら、
「もっともっと、母に甘えたかった。抱きしめてもらいたかった」という感情が湧き上がってきた。
それと同時に、最後のお母さんが年老いて弱っていく場面は、ホスピスでの母の姿と重なり、
「私も、最後に母を抱きしめて上げればよかった」
と後悔の念でいっぱいになり、苦しくなった。

母も、また”甘え下手”であった事に気づくと、それまでの「○○してほしかった」の感情は徐々に薄れ、気持ちが少し楽になってきた。

第3回目の講座では、『家の見取り図』を書いた。
書きながら、小学校の頃の自分に戻った。
玄関から、母の甲高い声が聞こえ、
「ああ、またこの家に戻ってきた」と、何とも悲しく胸が締めつけられる様だった。
大人になり、母の怒りの理由もわかり、その時の事は理解しているつもりだったのに意外だった。

間取りを説明していたら、母の姿が浮かんできた。
自分にも厳しい母、
私にも厳しかった。
完璧主義の母は、仕事から帰っても、掃除や家事に忙しく、座ってゆっくり話す機会はあまりなかった。
常に、母の機嫌を気にしていた自分の姿を思い出した。

講座が終わってからも、寂しさ、窮屈さ、自分の感情が出せない苦しさ、そんな感情が甦り、しばらく続いた。

昔の感情が甦ってくる苦しさがある一方で、少しずつ、針山の針が抜けていく実感もたくさんあった。

針が見つかり、やがてそれが抜けていくと、次は、今まで見えなかった新しい一本に気づく。

『こころ講座』を受けるまでは、全く”針”の存在さえ、気づかなかった。
嫌な事は忘れる。
思い出さない様に、蓋さえしておけば、人生、明るく前向きに生きられる。
そう思っていた。
それは、間違いだった事に気づいた。

今は、さらに大きな針に近づいて来た感じがする。

母と共にホスピスで過ごした2ヶ月。
私のプライバシーは全くない中で、”母でなくなった母”と共に過ごす。
介護が下手だと怒られるばかり、娘として会話する事は、一秒もなかった。
母の頭の中には、もう、弟の事
しかなかった。
今、怒ってしまってそのまま母がなくなってしまったら、一生後悔すると思い、何があっても、自分の感情を押し殺して過ごした。
母は、病気や薬でそうなったと一生懸命、自分を納得させていた。

最期を看取り無事に見送った後は、寂しさもあったが、不思議と安堵の気持ちでいっぱいになった。
その後出てきた、母の遺言書を読んだ時にその気持ちはふっ飛んだ。
これも、正常な判断ができずに書いた物だっただろうと自分を納得させたが、
「お母さん、私はお母さんにとって、何だったの❓️」
しばらくは母への怒りと悲しさでいっぱいになった。

迷ったあげく、弟に、思いきって気持ちを話したら、最初は激怒。
仲がよかった兄弟の絆まで壊れるのかと悲しくなった。
後日、私に謝ってくれ、遺書の件は、解決し弟との仲も今まで通りに戻れた。

しかし、母への怒りや悲しさは、簡単にはなくならなかった。

その後、家族が次々に体調を崩し、自分も新たな病を発症、事件に巻き込まれるなど、母の事を考える余裕などなく時が過ぎていった。

気がつけばあれから10年が経った。
今は、母に感謝もしているし、時の経過と共に消化できたと思っていた。
しかし、先日、また、ふと、あの時の事が思い出され、やはり、私にとっては、大きな針が刺さったままなのかもしれないと気づいた。

『こころ講座』では、マリア先生が考えられたワークを通して、平日組の方々と一緒に学ぶ事ができ、共感したり、感想を述べあったりするうちに、たくさんの気づきが生まれてきました。

マリア先生をはじめ、皆さん、ありがとうございました。

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